COLUMNお受験コラム

洋服を購入したら・・・

お洋服を購入された時、洗濯ネームをご覧になりますか?

服を裏返すと、ぴろんと縫い付けてある数字や「毛100%」なんて書いてあるあれです。そこの取扱い絵表示が1年半ほど前から変わっていることはみなさんご存知でしょうか。

テレビやネット、雑誌、または教科書も改訂されて情報が定着しつつあるようですが、今でも意味が解らないという声も聞きます。従来は日本語で表現されていたり、日本人にはわかりやすかったのですが、昨今のグローバリズムの流れで、国際的に共通の表示に改訂されたのです。今回は、取扱いについて、特に気になる洗濯と漂白剤について簡単に説明しましょう。

大切なお受験に向けてのお洋服を、間違って傷つけてしまわないように・・・

 

取扱い絵表示 洗濯

ご家庭で洗濯ができるか、できないかを表現しており、数字は洗う液温です。ここで気になるのが桶のしたの横線です。これは洗濯するときの力を表していまして、強めに回してもいいのか、それともソフトに洗ってほしいのかを表現しています。

下線が増えるほど、ゆるやかにやさしく丁寧に洗ってほしいという意味となり、洗濯機のモード変更で調整していただきます。手を桶の中につっこんでいるのは、手洗いでよりやさしく洗ってくださいとなりますし、 ×印は勿論、ご家庭での洗濯はしないでプロのクリーニング屋さんへお任せくださいと言う意味です。

 

取扱い絵表示 △

これは漂白剤の使用についての説明になります。

ただの△だけなら、塩素系も酸素系も粉末も液体も使って大丈夫と言うことになります。しかし、当社で扱っているお受験スーツには、この表示の製品はございません。まぜるな危険!が書いてある塩素系は、それほど布地にダメージを与える薬品ですし、有害ガスを発生させる危険性もあります。

△に斜めに二本線が書いてある    は、酸素系漂白剤が使用可能です。但し、液体と粉末では使える範囲が違いますので気を付けて下さい。液体のほうがやさしく、色物にも使えることが多いです。但し金属のホックや釦がついていますと、変色やサビの原因になりますので服もよく見て下さい。

△に×印は、漂白剤は使用不可!です。上記の使用できない理由がどこかにありますので、プロのクリーニング屋さんへお任せください。特に、毛、絹、と言った動物性の繊維の場合は、飛沫でも影響を受ける場合もあります。ご注意願います。

 

今回は、2項目、ごく簡単にですが、絵表示の意味をお伝えしました。今後、何回かに分けて、連絡させていただきます。もし、ご質問がございましたら、ご連絡いただけましたら何かしらの返答をさせていただきます。